派遣先に直接雇用されたのに
派遣として働き、のちにめでたく、派遣先企業から正社員や契約社員として直接雇用になるケースがあります。
最初から直接雇用を目的とした紹介予定派遣の場合は当然なのですが、通常派遣で働く人も直接雇用されるケースがあります。
ちなみに紹介予定派遣だと派遣期間は上限6か月という期限があり、その期限内に派遣先企業と派遣社員は、直接雇用するか(されるか)否かを決めなければいけません。
私が勤務していた人材会社では珍しい20代の方で、通常派遣で暫く働いたのち、とある外資系企業に直接雇用になった方がいました。
担当していたコンサルタント(外国人)は、お世辞にも仕事ができる人ではなく、ちょっちゅう業務部に問題を持ち込むトップ3の一人。そんなコンサルタントにとって、自身の担当派遣社員が初めて直接雇用されたという事で、「良かったね」などと言っていたのですが・・・
直接雇用から2か月後のある日。その外資系企業の人事部から業務部に電話が。
「ちょっと、〇〇さんが会社に来てないんだけど!」
話を聞くと、ここ2日~3日、無断欠勤をしているらしい。
「担当だれだっけ?どうなってるのか、話したいんだけど。」
担当者名を伝えると
「あー、あいつか!お前のせいだって言っといて💥💥💥!!」(ガチャン!)
いくらお客の立場とはいえ、人事部ともあろう人がすごい口調。
しかも「お前」って・・・
ま、担当コンサルがあれだから、気持ちは分かるけど🙄
直接雇用になりこちらの手を離れているので、正直、この問題についてこちらは関係が無いのですが、一応担当コンサルタントに事態を伝えました。
担当コンサルタント、張本人と連絡を取り、事情を聞きました。
事情は「日本がイヤなので、アメリカに戻り大学院にでも行こうかと考えている」
この〇〇さん、過去にアメリカの大学に留学経験はあるのですが、大学院については全くの未定状態。
就業先に不満があるのなら、既に何ヶ月も働いて内情をよく把握しているはずなのに、なぜ直接雇用になぜ同意したのか??
もし本当に大学院に行くなら、応募から合格まで数か月かけ、そして退職、が通常だと思うし、それならそもそも直接雇用には同意はしないと思います。
なので、この理由は単なる口実としか思えなくて。
〇〇さんは結局そのまま、直接雇用になった会社を辞める事になりました👋。
単に逃げたくなったのか?それにしても、健康状態が悪いわけではないのに、無断欠勤とは社会人としてどうなのか。