人がいいのか、バカなのか
ウチの人材派遣会社で働いていた、特に外国人コンサルタント(営業)は、放っておくと派遣就業を決めるためなら非常識というか、ヘタすりゃ法律に触れてしまう事をやりかねなく、ちょっとキケンでヒヤっとする部分が⛄。
その為、常に私が所属していた業務部が、警備、もしくは小姑のように目を光らせていないとならないいわけです✨。
師走に入ったある日、コンサルタントの1人が業務にやってきました。
「新規派遣が決まって、勤務スタートは正月明けなんだけど・・・派遣社員に渡す方の派遣契約書だけ、12月中のスタートという事で作成してもらえる?」
えっ??意味が分からない。どういう事か聞いてみると、
「今回の派遣社員、11月で退職してるんだけど、履歴書上、期間が空くと体裁が悪いから、間を開けないようにして欲しいって言ってて」
コンサルタントは続けます。
「だから、12月中旬から実際就業開始になる年明けまでは、表向き欠勤という事にしてほしい。」
なんじゃそりゃ😵??ちょーーーっと待った!
12月末日の時点で派遣契約がある=12月分の社会保険料が発生する事になるけれど、12月は欠勤扱い⇒料金は発生しない⇒社会保険料の支払源はいずこ??
会社としては、マイナスになります。
ちなみに、初期契約期間が3か月未満だと健康保険と厚生年金はの加入は契約更新してからでしたが、厚生年金や介護保険については今回の契約内容は条件を満たしていたので、初日から加入となります。
そして何と言っても、事実に反して契約書の内容を派遣先と派遣社員で変えるなんて、そんなウソは絶対にNG😠!
理由が個人的すぎます。
しかしまぁ、こんな事をリクエストされた時点で、どうしてコンサルタントは気づかないのだろう??社会保険の事なんて、何度も何度も問題があるたびに話しているので、コンサルタントは基本的な事ぐらいはもう知っているはず。
なのに、こうやって業務部に同じような話を持ちこみ、毎回NGとその理由を言われては、「あ、そうだった・・・」と思い出したかのようにハっ😲とするのです。
就業が決まる時は派遣社員からの要望をほぼ何でも受け入れてしまうコンサルタント達は、皆、決して悪い人ではないけれど、「いい人」すぎるのか、又は「おバカ」なのか・・・?