派遣社員にとっては、外資の「派遣元企業」はオススメかも?
派遣として働く場合、通常、時給は滅多に上がらないかと思います。
どこの派遣元会社も派遣社員が自ら言わない限り、担当コンサルタントは動かないと思うし、言っても派遣先企業に言えない、又は交渉するのが億劫なのか、「時給は上げられません」とパシっと言われるだけ、というケースが多いかと思います。多分、日系の派遣元会社は特に時給に関しては厳しく、何年働いても時給が上がらない、上がってもスズメの涙ほど🦉。
私が昔、派遣社員で働いていた頃の話です。就業開始前、担当コンサルタントは「3ヶ月経ったら時給を上げるよう交渉します」と約束しました。しかし、3ヶ月経っても何も変わらず。
就業前に「時給アップの交渉を約束されてましたが、どうなっていますか?」と話したところ、予想通り何のアクションもされていませんでした。「前任者が2時間以上残業していた所を、私は全く同じ仕事をしながらも残業はしていません。その分コスパが良いかと思いますが・・・最初、3ヶ月経ったら時給交渉して頂けるという事でしたよね?よろしくお願いします」と話しました。
数日後、
「交渉、大変でしたが、何とか50円上げていただきました。」と連絡が。
ここまでは良かったのですが、すかさず続けて
「あたたは他の方より時給が良いし、派遣先の〇〇さんに、よーーーくお礼を言っておくように」と。
時給交渉いただいたのは大変有難いが、ものすごく恩着せがましい言い方だったのです。
そんな事、大人だし分かっとるわ!!!
しかも、その派遣元から派遣されているのは当時私一人。他の派遣社員さんは皆、他企業から派遣されていたので「他の人より時給が高い」も信憑性が無く・・・
ま、派遣先はすごく良い会社で、2年間楽しく働きました。ただ、時給が上がったのはこの1回だけ😔。
私が働いていた派遣元会社にも、派遣社員さんから「時給を上げて欲しい」とリクエストがちょこちょこありました。
そんな場合、特に外国人コンサルタントは、二つ返事ですぐに時給を上げてしまいます。派遣社員とそういう約束をしていた訳でもありません。
しかも十円単位ではなく、百円単位で💨!
派遣先と交渉し、請求額と派遣社員への時給の両方を上げるケースもありますが、後者の「単に時給のみを上げる」ケースも多々ありました。すなわち、派遣元のコストから捻出、という事です。
何らかの実績や根拠があったり、派遣期間がある程度になって時給アップをリクエストするのはモチベーションを保つためにも良いし、上げてもらうべきだと思います😤。
ただ、私の勤務していた派遣元では、コンサルタントに「なぜ時給を上げるの?」と聞いても根拠が全く無く、「〇〇さんからアップして欲しいと言われたから」と・・・
中には就業開始後、たった1ヶ月で要求してくる人もいましたが、コンサルタントはこんな感じなので、易々と応じてしまうのです。人が良いというか、なんというか。
しかも「1か月で増額要求する派遣社員」の中には味を占めてその後、毎月時給アップを要求する方もいました。1社目の派遣先との契約が終了し、違う会社への派遣就業が始まったのですが、前回と同じくまた1か月で「時給アップ」をリクエスト。
さすがに担当コンサルタントには、「この人、前回毎月要求してきたでしょ?もし上げるなら、また毎月リクエストしてくる事を考えて、十円単位にした方がいいんじゃない?根拠もないのに普通たった1か月でアップはありえないけど」と釘を刺しました。
派遣として働くなら、派遣元会社は金銭的交渉をすごく渋る日系より、私が働いていたような「外資」を選んだ方が、派遣社員としては何かと都合がいいと思います😁😁。
悪い言い方ですが、「条件が良くならないと、契約延長については考えますぅ・・・」などと言うと、自分のインセンティブが無くならないよう必死にすがり、要望に応じるコンサルタントが多いので。(全員ではないですが)