派遣業界 日々の裏話 &  転職体験記

40代、未婚女性。日系・外資系企業の数社を経験。中でも人材派遣業界での勤務時に日々遭遇した出来事や裏話、そして転職活動で思った事などを書いています。

ミドルの男性派遣社員に多いパターン

我が社から企業に派遣される方は殆どが女性でしたが、もちろん男性もいました。

男性の派遣社員の平均年齢40代半ばぐらい、上は60代の方も。40代以降の方は皆さん過去は正社員で勤務していた、という人が多かったです。

 

特にOver50代の男性に共通していたのが、自分の立ち位置を勘違いしている、という事。

 

例えば4月4日の「求職者への情報提供」に登場した、「残業多すぎ」と連絡があり、派遣先と話した結果、残業が減ったら今度は「残業が少なすぎて給与に影響する」とクレームしてきた方。この人は結局その後、派遣先との契約延長を拒否し、違う企業への派遣就業が決まったのですが・・・

新しい派遣先では自分の「指揮命令者(上司)」に向かって上から目線で日々話していたとの報告が。当然、指揮命令者との関係はこじれてしまい、指揮命令者がタイムシートを全く承認してくれなくなる事態に😓。

 

他の派遣社員で、同じ派遣先で3年以上も働いている、私の勤める派遣元企業の派遣社員としては異例の男性がいました。この人、完全に自分自身を「派遣先企業の社員」と勘違い。そのため、本来は派遣元企業の従業員である派遣社員さんは、派遣先企業の社員について話す時に「〇〇さん」と呼ぶところを、この方は「弊社の〇〇」と、苗字を呼び捨て。しかも派遣先企業を「弊社」って・・・

その上、自分が所属する派遣元企業の担当コンサルタントに対しても、いつも上から目線であれやこれや要求。「自分は派遣先企業の社員」と勘違いしているので、「(自分は派遣元企業の)客だ」とでも思っているのでしょうか🙄。

 

実際に働いている場所が派遣元企業のオフィスではなく、他企業のオフィスなので、こういう感覚になるのも仕方ないとは思うのですが・・・

年齢的には派遣先企業の社員さんより上になる、というのもあるかと思いますが、派遣先企業でうまくやっていく為にも自分自身の「立ち位置」をわきまえて欲しいな、と思います。

(もちろん、プロジェクトマネージャーなどのポジションで派遣される人もいるので、その場合は自分の「部下」に上から目線で話すのは仕方ないと思いますが)